押し花・レカンフラワーのデザイナー&講師の上條睦子です。

20年以上この仕事をしていますので、多くの生徒さまやお客様との出会いがありますが、この仕事をしていて良かったと思うことがたくさんあります。

仕事や家事、さまざまなことに追われあっという間に1日が、1年が過ぎてしまう生活でも花を見るとホッとしませんか？季節の変わり目を花が教えてくれたり、ギフトに花をいただくと笑顔になりませんか？花（植物）には私たちの心を優しくしてくれるエネルギーがあります。

でも私がお勧めするのが、花の中でも何故押し花やレカンフラワー（立体乾燥花）なのか？

　　　　１）乾燥させた花は半永久的に保存できる。

　　　　２）押し花やレカンフラワーは仕上がるまでに小さな楽しみと達成感がたくさんある。

　　　　　　ギフトにしてもとっても喜ばれ、思い出も一緒に残せる。

　　　　３）絵心がなくても絵になる。

　　　　４）たくさん良いことが起こる。

　　　　５）花のハンドメイド作家になったり、先生になることも可能。

１）半永久保存可能なのは額装するから

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押し花は平にして乾燥させた花、レカンフラワーは立体のまま乾燥させた花です。私のやり方は、花には着色はしません。花本来の色をそのまま残すためには、なるべく早く水分を抜くこと、そしてしっかり乾燥を維持できるように乾燥剤とともに保管します。日光にあたらないようにすることも大切なことです。

そのまま置いておくともちろん劣化することもありますので、早めに額装します。

ガラスのケースにデザインすることもありますが、必ず乾燥剤や脱酸素剤なども一緒に密封します。

２）生花から作品までには多くのわくわく楽しい行程と達成感

　　　　さて想像してみてください。

　　　　どんな花をどのようにこれから楽しみましょうか。

大好きな人にその方が好きなピンクの花で何か作ってあげたいとしましょう。今の季節はどんな花があるのか、どこのお花屋さんに行こうか、行ってみたら、かわいいバラやマーガレット、スイートピー、ビオラ・・・どの花がその方に似合うかな～とあれこれ考えるのも楽しみ。　

乾燥マットや乾燥剤に入れ、３～４日待ち、どんなにきれいに乾燥できているか、花を出すときのワクワクどきどきもたまりません。そしてきれいに乾燥できた花は並べるだけでもとっても可愛くきれいです。ここで小さな達成感。

さあ、デザインです。レースの上に並べてみたり、花束のように並べてみたり、額の色を選んだりも楽しい時間です。ここでも小さな達成感。相手のことを思いながら・・が一番です。

そして、かわいく出来た作品をしばらく眺めて、きっと喜んでくれるだろうな～と（かなりの達成感）ワクワクしながらラッピング。

お相手の方は、きっとわ～っと満面の笑顔で喜んでくださいます。（これ以上ない達成感）

すてきなギフトは思い出とともに永久保存です。

と、よくある押し花&レカンフラワーあるあるです。

３）絵心？センス？がないから難しいのでは？

よくある質問です。

まず、絵心ですが、実は私は絵を描くのは苦手です。子供にリンゴの絵を描いて！と言われて描いたものの、反応は？？？いったい何に見えたのでしょうね。というくらい酷いものです。でも、押し花だと花の絵を描かなくてもすでに花はあります。しかも本物の色付きです。サイズは変えられませんが、重ねることも向きを変えることも、消しゴムで消さなくても何度も置き直しや差し替えが可能なのです。納得いくまで何度もやり直しが可能なので、心配いりません。きれいに押し花にできれば問題ないのです。

展示会をすると、数年のキャリアのある生徒さまと1年ぐらいの生徒さまの作品は一緒に並べてもあまり変わらないくらいに仕上がっています。もちろんデザイン上のテクニックは違いはありますが。

センスはどなたにでもある大切な感性。みんな違って当たり前なのです。大切のはどう表現するかのところなので、おすすめはいろいろな物を興味を持って鑑賞してみることや、考えた物を形にできるまでトライすること。簡単ではないから面白いと面白がってトライすることですね。先生がいたらもちろん相談することです。私はいつも一緒に考え、トライしてみます。この時間がかなり楽しいです。

４）楽しみながらたくさん良いことが起きています

私も実感、生徒さまからもよく言われることが・・

＊健康になりました。

歩くようになるかたが増えます。押し花やレカンフラワーの材料は花屋さんの花だけではないのです。以外と道ばたに咲く雑草がかわいい素材になることも多いのです。また花屋さんも車では行きにくいところもあり、自転車になったり、いつの間にかビニール袋を持って散歩するようになったり。そして、お近所にすてきなお庭を持った家を見つけたり。お花好きなその家のかたと、自然とお友達になることも多いです。

＊近所で四季を感じることがふえました。

桜の季節はピンクに染まるので春を感じますが、その桜は1年を通して季節を教えてくれてます。葉がいっぱいに繁り、見事な紅葉まで。あじさいも、クレマチスもコスモスも・・花に興味を持つようになるので、ご近所の風景が様変わりして感じるほどで、季節の移り変わりを肌で感性で感じるようになるものです。

＊家が片付きました。

作品が出来ると、飾りたくなるものです。玄関に飾ると、お客様やご近所のかたにご覧頂ける機会もできます。自然に綺麗に見えるように片付けたくなります。リビングもすっきり、棚もすっきり。家族との会話も作品を通じて増えることも多いようです。

＊その他、お花好きが自然に集まってくるのでお友達も増えたという話は言うまでもありません

５）ハンドメイド作家や先生、そしてボランティアなども夢ではない

テクニックは勉強が必要です。たくさんの花を扱ってみるのも知識を広げる意味では大切なことです。これは独学ではなく確かな技術を持った先生に習うのが一番です。専用の教材なども簡単に手に入りますし。そして、資格を取れば、販売もスムーズですし、ボランティアも信用していただけるので、多くの機会があります。

最近は押し花でデザインしたスマホケースやアクセサリーもとても人気がありますし、母の日ギフトや結婚式のブーケを押し花やレカンフラワーで保存したいかたなどもたくさんいらっしゃいますので、家庭でできる仕事としてご活躍のかたも増えています。

今回は私が思う押し花やレカンフラワーの魅力を書いてみました。押し花やレカンフラワーの作り方など少しずつご紹介していきます。

アートスペース葉・菜Ohana（熊本市）でも、体験もできますし、講座もあります。昨夏までは、東京・神奈川で活動してきましたが、熊本に移転しました。ぜひ熊本の皆さまに押し花やレカンフラワーの楽しさや心豊かな毎日の為のお手伝いをしたいと思っています。対面はもちろん熊本でのレッスンのみですが、ZOOMやLINEを使ったオンラインレッスンも１対１ででも開催していますので、気軽にお問い合わせくださいね。

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